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【書評】人の歴史は「毛」と共にあり! カート・ステン『毛の人類史』感想。

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カート・ステン

『毛の人類史』

 

を読んだよ!

 

  

ざっくりまとめ

誰にも生えてる「毛」と人類の関わりってどうなってるんだ?

もうちょっと詳しく

 

生えてる・生えてない、金銀、黒白、茶色にたまに紫と色々なところで気になってる

「毛」について、人類に何故「毛」があるのか?から始まり、「毛」が社会に置いて

果たしてきた役割など『人類と毛の歴史』について書かれた本です。

「髭剃るのめんどくさい!」とか

「髭に使われてるエネルギーがなければお腹減るのも少しは遅くなるのに」とか

思ってるのでちょっと読んでみました。

全3部13章で構成されていますが、各部に僕の主観でタイトルをつけると、

生物としての「毛」、社会と「毛」(特に髪の毛)、人類と動物の「毛」

といったところでしょうか。個人的には2部が面白かったです。

では気になったところをピックアップしていきましょう。

チーターが長時間走れないのは毛のせい?

地上最速とも言われる動物、チーター。

彼らが最高速度で走れる時間が短いのは知られていますが、それは

毛のせいだそうです。

暑いアフリカで全力で走れば汗をかくのは当然ですが、

毛がある為に体温が保たれてしまいます。

つまり熱中症に近い状態になってしまうんですね。

そりゃ活動時間が短くなるのも当然です。

つむじは人を語る?

つむじの生え方は、時計回り・反時計回り・両方の3種類だそうです。

どの生え方をしているかを見る事で、利き手がわかるそうです。

子供の場合、つむじの数を数える事で「脳の形成異常が潜んでいるかどうか」が

わかるそうです。マジかよ。

毛はメッセージを伝えるか?

鳥の求愛習性おける羽の役割を考えると、哺乳類がコミュニケーション

に毛を利用すると想定するのは同じく筋が通っている

まあそうですね。

少し話が変わりますが、毛の量もメッセージを伝えますよね。

「毛むくじゃらの人を文明人とみるか?」と聞かれると、ほとんどの人が「NO」と

言うでしょう。

中国の清王朝もそうでした。そのため、

総じて毛深いヨーロッパ人が沿岸部にやってくると、中国人は当惑し、

彼らを同じ人間と認めたがらなかったのである。

あ、あの辺の話ですね。

あなたの髪の毛買います!

髪の毛を売って時計を買う話って聞いたことある人多いと思うんですが、

現代でもかつら用として髪の毛の売買は行われています。

人種ごとに髪の毛の性質も違い、

アジア人の毛は最も強度が高いが、太く黒い直毛のため取り扱いは

いちばんむずかしい。

アフリカ人の毛はやわらかく絹のようで、最も脆い髪質のため、

かつら用としては実用性がいちばん低い。

じゃあヨーロッパ系はどうなんだよ?ってところなんですが、

北欧系や東欧系の長い金髪を蓄えた女性から採取された髪が一番の高値で

取引されるが、それは最も用途が広いためである。

やっぱりかよ!

東欧系の金髪と赤毛で60センチの毛髪ひと束が100ドル以上、

ペルー人やインド人の直毛の黒髪がひと束20ドル

5倍!ま、まあ外国の人が買う時の値段だしなあ…。

 

 

まとめ

特に面白かった第2部を主にピックアップしましたが、

そのほかにも毛の構造や理容店の歴史、毛染めの技法についてなどの

「毛」に関する事がいっぱいです。

毛と人類について書かれた本は珍しいと思います。

自分の髪に気をつけている人やそうでない人にもおすすめです。

 

 

 

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