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【書評】どんなものにも歴史があるなら「食」にあるのも当然だ!『図解 食の歴史』感想。

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高平鳴海

『図解 食の歴史』

 

を読んだよ!

 

  

ざっくりまとめ

何故食べるのか?そこに食べ物があるからだ!

もうちょっと詳しく

 「食べ物」や「食べ方」など、「食」にまつわる歴史がまとめらた本です。

そんなのありか?というもののオンパレードです。

年代ごとで章立てされているので、各年代ごとに気になったテーマをピックアップ

します。

古代編

 

今も古代のパンを食べている?

古代のパンは大麦の粉を水で練って平らにして焼いていたらしい。

これって見た目は違えど今のホットケーキと同じなのだ。

最古のレシピはイェール大学にある

イェール大学が保管している、メソポタミア文明の高級料理のレシピが最古のもの。

三枚の粘土板に刻まれている。

ギリシャ・ローマ編

スパルタはやっぱりスパルタ教育だった

スパルタ教育といえば厳しい教育と同義語ですが、食べ物にもそれは及んでいました。

なんと、平時はまずい食事・戦時はまずい食事なのです。

つまり戦争になればうまい食べ物が食べられるから戦争しようぜ!という心理を

叩きこんでいたというから恐ろしい…。

食べ物に音楽を聞かせるのはローマ時代から

ローマが滅ぼした文明の一つに、エルトリアがあります。

実はエルトリアの方が進んでいて、その文明をローマがとりこんだのです。

ピザ焼き石窯も元は彼らの発明です。

「音楽をお酒に聞かせる」という事が現代でも時々話題になりますが、

それも彼らが元祖です。

彼らは音楽には魔力があると考え、料理中から食べ終わるまで楽士が演奏していた

そうです。発想が今と同じじゃないか!

中世から近代ヨーロッパ編

ディナーはお昼ごはん

えっ、ディナーって夕ご飯じゃないの?

まず最初は昼と夜の1日2食が公式ルールで、昼が正賓、日没後が「サパー」と

呼ばれて軽い食事だったのが、富裕層が夜に劇場へ行くようになって激変。

生活が夜型になるにつれて時間がずれ込んでいき、いまと同じ時間つまりは

「夜にディナー」となったのです。

ちなみに、「ランチ」は労働者の休憩のことだったそうです。

最初の茶は日本茶か?

「西洋で初めて茶が飲まれたのはいつか?」というのは諸説あるのだが、

「1609年にオランダ東インド会社が日本から茶を持ちかえった」という

記録が残っているらしい。

そしてだんだんと茶が飲まれるようになってくると、輸入しないで植民地で

作るようになっていたのだがここに「イギリスは紅茶」という状態が生まれた

理由がいくつかある。

茶の関税が引き下げられたこと、イギリスの水質がっあっていたこと、そして

宣伝の結果である。…宣伝の結果かよ!

日本編

なるべく調理をしない

日本の料理は、食材を美しく盛り付け皿の上に小宇宙を作り出す…とは著者の弁だが、

なるべく調理(加熱・調味料の使用)をしない事が真髄とされているのは、

世界でも珍しいらしい。

たしかにお刺身と煮つけだったらお刺身の方が高いよねえ。

「うどんは関西、ソバは関東」の歴史は意外と浅い

昔はソバは非常食扱いで、身分の上下を問わず良い扱いをされていなかったようだ。

ところが江戸時代にソバの生産地である今の長野県や山梨県から麺のソバが

江戸に伝わる事で庶民に受け入れられたようだ。

まとめ

 

以上気になったテーマをピックアップしましたが、本当に一部分でしかありません。

これ以外にも、ワインは水割りが当たり前だったとか、子牛の姿煮(!)、乾杯の話、

料理人の歴史、フォークが普及するまでの話、軍隊の補給等々のさまざまな事が

書かれています。

文章も読みやすく、見開き一ページのうち半分は図なのですらすら読めます。

日ごろ気にしない食の歴史、とても面白いのでお勧めです。

 

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