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【書評】何故デフレが悪いのか知りたければこれを読めばいい「ケインズ説得論集」感想。

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J.M.ケインズ

「ケインズ説得論集」

を読んだよ!

 

 

どうして読もうと思ったのか?

たしか 

www.takanikonikosblog.com

 これに読むべき本って感じでのってた。

ざっくりまとめ

無理言うな! これまとめられたら、俺はとっくの昔に役人か学者やってるわ!

もうちょっと詳しく

いきなりぶん投げましたが、この本の中身をまとめらるような人間なら

とっくの昔に役人か学者やってます。

まず、ケインズとは何者なのか。詳しくはwikiを見てもらうとして、

ジョン・メイナード・ケインズ - Wikipedia

ざっくり言うと経済学者さんです。その論文をまとめたのがこの本です。

とりあえず全部目を通しましたが、さっぱりわからん。

ほぼ部外者お断りレベルでした。なぜ推薦したんだ…。

とりあえずこれだけは読め

そんな中で、読むべきなのは以下の二つ。

1931年1月に書かれた「貯蓄と支出」

1930年に書かれた「孫の世代の経済的可能性」

です。

貯蓄と支出

ラジオでの講演を元にしているので全体を通して使われる専門用語も少なく、

文章も話し言葉に近い形で書かれています。

文章そのものが短い事もあって、本全体で一番読みやすいです。

ここで書かれているのは、

 

「何故物価が下がる事が悪なのか」

「何故不況の時に公共事業をするべきなのか」

 

という事です。

 

物の値段が下がれば企業の利益も減るよね

じゃあ皆の給料も減るよね。

給料が少ないから支出を減らして貯蓄しよう。

そうしたらもっと会社の利益が減って、給料がさらに減って…

って感じで悪循環に陥って、最悪死ぬよ。

そこで公共事業でお金をばらまいて、皆が使えるお金を増やそう!

 

って事なんでしょう。多分。

孫の世代の経済的可能性

 「貯蓄と支出」と比べたら少し長いですが、他の論文に比べたら読みやすいです。

1930年代からみて100年後の世界について推測した内容です。

もう少ししたらその100年後がやってくるので、その意味で読むべきですね。

そしてケインズの推測は高い精度で当てはまります。

次の技術的失業とかはそうですね。

技術的失業

省力化の手段を見つけ出すペースが速すぎて、労働力の新たな用途を探すのが追いつかなくなるのが技術的失業である。

 人手不足とかで機械化がすすんだ結果の、単純作業が消滅してしまったとか、

AIに仕事がとられるとかいう時代が来てますねえ。

 余暇とは

ケインズは

「経済的問題がクリアされることによって発生した余暇をどの様に使うべきか」

という人類史上初の問題に挑む日がくるとしています。

ざっくり言うと、

「5000兆円手に入れたから働かなくてよくなったけど、空いた時間どうしよう」

という問題を人類規模で考える日が来る

という事ですね。

実際にはそんな日はまだ来なさそうですが、最終的には

「暇に耐えられる人間はそうはいないから、少ない仕事を1日3時間づつ分け合えば

いいだろう」

としています。

仕事すらレクリエーションの一環と化すとか凄い世界ですねえ。

まとめ

以上本の内容と比べたらきわめて一部分しか紹介していませんが、

これ以上はがっつり経済について勉強した人か、現役で経済政策にかかわっていたり

しないと難しそうです。

最後に、この言葉を紹介しておきます。

三世代にわたって正常だったことは、社会の仕組みの一つとして

永遠に続くと一般の人は考えるようになる。

 

 

 

 

 

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