takanikoniko’s blog

本とお出かけと時々ドール。

仕事を変わればすべて上手いくなんて幻想だ!「仕事はどれも同じ 今やっている仕事をやりたい仕事にする方法」 感想。

広告

この記事をシェアする

ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第44弾

フォルカー・キッツ マヌエル・トゥツシュ

『仕事はどれもおなじ「今やっている仕事」を「やりたい仕事」にする方法』

を読んだよ!

 

 

どうして読もうと思ったのか?

 昔仕事をしている時にどうもうまくいかなくて、「転職したいなあ」と思っていたんですが、「仕事はどれも同じ」とか言われたら気になるじゃないですか。

おまけに、今やっている仕事がやりたい仕事になるとかいいじゃないですか。

ざっくりまとめ

 仕事はどれも同じだ!ただし業務内容ではなく環境が、だ。

もうちょっと詳しく

 フォルカー・キッツとマヌエル・トゥツシュによる、転職希望者と仕事や職場について

書かれた本です。

いきなり「仕事はどれも同じ」とばっさり切った上で、

「今やっている仕事をやりたい仕事にする」と大きくでます。

が、その大きく出ただけのことはあります。読んだら転職したくなくなるでしょう。

 

章立ては10個

第一部と第二部に分かれ、その中に各5章ずつ入っています。

前半で「仕事はどれも同じ」と説き、

後半で「今やっている仕事をやりたい仕事」に変える方法を説いています。

本の中身は?

とにかく第一部においてこれでもかと現実を突きつけてきてきついです。

どこで働こうが、上司には悩まされ給料で満足する事はなく、権限もなく感謝されることはないだろうと書いていきます。

 

ほんと第一部を読んだら、転職どころか働きたくなくなりました。

第二部に入ると一転して、「今やっている仕事をやりたい仕事」に変えるワークを

提示します。

その意味では第二部が本番ですね。

気になるエピソード紹介

マザー・テレサの愚痴

「どうしようもない壮大な悲惨さ」に直面したさいの無力感。

日々のいさかい。

真の救いをしばしば邪魔立てする官僚主義と世間の虚栄。

フラストレーションを招くルーティン作業。

(中略)

明らかに自分の仕事に不満を抱いていた85パーセントの就業者の一人だったのだ。

どれだけ立派な仕事をしているように見える人でも、その仕事に不満があるのだ。

「どうして、なぜ?」と問う人間はバカだ!

 「どうして私はいろいろな問題を抱えているのか?」

「どうして他人の方が自分よりうまくいっているのか?」

「どうして自分は悩んでいるのに他人は苦しんでいないのか?」

もしこうした「なぜ、どうして思考が」役に立ち、効果的だとすれば、なぜ、どうして今も―忌々しい事に―世の中は不公平なのか?

世の中がそういうものだからだ!そんな事を考えてエネルギーを無駄にするようなバカな真似をするな!

 

 普通の自己啓発本はあまり言わないよね、コレ。

 ぶちまけて気分をすっきりする

腹を立て、いきり立ち、キレて、頭にきて、怒りを爆発させ、カンカンになり、同僚をさんざんぶちのめし、アシスタントを罵倒し、顧客を壁に叩きつけ、上司の首を絞め、狂暴に走りだし、全員を呪い倒し、神と世界を罵るのも、時には素敵だ。まさにすばらしい!

仕事や人生における自己啓発本でありながら、これである。

しかも、この文は本の後半である「今やっている仕事をやりたい仕事」のところにあるのだから笑うしかない。

まあ実際にやると、クビになり逮捕からの刑務所コースである。(仕事上の悩み・苦しみからは解放されるだろうが!)

とは言え筆者もそれを勧めているわけではない。以下の三つを提示している。

  1. 頭の中で暴力を振るう
  2. 替え玉に暴力を振るう
  3. 言語に変換して暴力を振るう

誰をどの様に痛めつけようが妄想するだけなら無実無害だし、スポーツをしたり枕を殴るだけなら精々その費用を払うくらいだ。

ただしこれは緊急避難としての対策なので、あまりお勧めではない。

筆者お勧めは3だがこれもパワハラと言われるので、上手く言い方を考えよう。

言い方は、観察・感情・理由・希望だ。

事実を述べ、どう思ったか、なぜそう思ったか、今後どうしてほしいのか

を丁寧な表現で言う事を勧めている。

まとめ

「転職すれば仕事上の問題は解決する」という思いをトコトン壊してくる本です。

徹底的にドライな観察を持って書かれているため、明るい気持ちになろうと読むと間違いなく期待外れになります。

一方で、今の仕事を続ける為の考え方やテクニックを提示しているので、

「仕事変えようかな」と思ったらまず読んでみるといいんじゃないでしょうか。

 

 

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村